NG断捨離5選:断捨離とは?
断捨離は、不要な物を手放し、物へのこだわりをなくすことで、軽やかな日々と心地よい生活を目指す考え方のことです。
この素敵な考え方を実践することで、多くの人が快適な人生を送っています。
しかし、断捨離に夢中になりすぎると、間違って大切な物まで手放してしまい、結果的に後悔してしまったことありませんか?
「思い出の品を捨ててしまった」
「必要な書類を間違えて処分」
「断捨離後に同じものを再購入」
「家族の物を勝手に捨てて大喧嘩」
「断捨離するつもりが、かえって物が増えた」
私も大事にしていたクッションを捨てられて妻とケンカしてしまった経験があります。
今回は、断捨離を行う上で避けるべき5つのNG断捨離について、Youtuber『60歳からの幸せライフ』の動画。
『【シニアの断捨離】捨て過ぎに要注意‼︎絶対に後悔しない捨て活術、暮らしvlog』を参考に記事を作成しました。
・過去に断捨離でトラブルを招いてしまった
・上手な断捨離を知りたい
NG断捨離5選:①非常時のアイテムを処分
現代生活では予期せぬ事態に直面することがあります。
特に日本は地震大国でもあり、いつ被災に遭うかわかりません。
そのため、日々の生活では使用しないものでも、非常時のためにいくつかのアイテムは手元に保持しておくべきです。
理由は、災害が実際に起こった際に備えようとしても物資が手に入らないことが多いからです。
たとえ日常では使うことがなくても、水や食料、懐中電灯、衛生用品などは、万が一の事態に備えて確保しておくべき重要なアイテムと言えます。
また、スマホ社会の現代では、モバイルバッテリーや乾電池も必須といっても過言ではないでしょう。
断捨離をする際には、これらの非常時に必要となるアイテムを処分しないように注意しましょう。
これらは生活に必要不可欠ではないかもしれませんが、安全と安心を守るためには欠かせない存在です。
NG断捨離5選:②使い道がはっきりしているもの
断捨離は、生活をシンプルにし、心の負担を軽減する素晴らしい手段です。
しかし、全てのアイテムを一様に手放すべきではありません。
特に、使い道が明確で、特定のシチュエーションで必要不可欠なものは、断捨離のリストから外すべきです。
例えば喪服は、冠婚葬祭などの正式な場に必要です。
もしもの時にすぐに取り出せる状態で保管しておくことが好ましいでしょう。
確かに、喪服などは日常的には使用しませんし、レンタルサービスを利用することも可能ではあります。
しかし、突然の葬儀など、予期せぬ状況で必要になった場合、時間的な余裕がないことも多く、レンタルだと間に合わない可能性もあります。
こういった失敗談は意外に多いようです。
そのため、用途がはっきりしており、必要とされる場面が想定されるアイテムは、断捨離する際には慎重に考える必要があります。
これらのアイテムを保持しておくことは、不必要なストレスや困難を避けるための備えとも言えるでしょう。
NG断捨離5選:③日常的に使っているもの
断捨離をしていると、その勢いで周りにあるもの全てを片付けたくなる衝動に駆られることがあります。
この感覚は、物を減らすことで得られる清々しさやスペースの広がりを実感することで高まります。
ですが、この過程で注意すべきは、日常的に使用しているアイテムを誤って処分してしまわないようにすることです。
断捨離の波に乗りながらも、目の前のものを一時の衝動で手放す前に、一度立ち止まって冷静になる時間を持つことが大切です。
使用頻度の高いもの、毎日の生活で必要としているものについては、特に慎重に判断する必要があります。
そのためには、手放すかどうか迷った時は、一度場所を変えて数日間保留にし、改めてそのアイテムが本当に必要かどうかを考える余裕を持つことをお勧めします。
衝動買いと一緒で、衝動的に物を捨ててしまい、買い直すといった経験はありませんか?
私には、こんな経験があります。
古くなったタオル類を破棄し、必要最低限の枚数にしました。
ですが、梅雨の影響で洗濯物が乾かない日々が続き、コインランドリーで余計な出費をしてしまったのです。
「数日経ってもやはり必要だ」と感じることがあれば、それは手放すべきではない明確なサインです。
日々の生活において欠かせない物や、使用頻度が高いものは、断捨離の対象から外して安心して保持するべきです。
このようにして、断捨離の過程で後悔することなく、本当に必要な物だけに囲まれた生活空間を作り上げましょう。
NG断捨離5選:④家族のもの
断捨離を進める上で特に注意が必要なのが、家族の持ち物を破棄する場合です。
一人暮らしであれば自分の判断だけで断捨離を進めることができます。
ですが、家族と共に生活している場合、このルールは通用しません。
家族のアイテムを勝手に処分することは、大きなトラブルに繋がる恐れがあります。
たとえその物が使われていないように見え、不要だと判断したとしても、そのアイテムが家族にとって大切な思い出や、特別な価値を持っている可能性があります。
何気なく手放してしまったものが、実は家族にとってかけがえのないものだったということは決して珍しくありません。
このような状況を避けるためには、断捨離の対象が家族の持ち物になる際は、必ずその人の同意を得ることが重要です。
そのアイテムに対する感情や価値観を理解し、共に話し合う。
また、どのアイテムを保持し、どのアイテムを手放すかを決めること。
それが、家庭内でのトラブルを未然に防ぐことに繋がります。
断捨離は生活空間を整え、心に余裕をもたらす素晴らしい行動です。
しかし、それを進める上で家族関係に亀裂が入ってしまっては元も子もありません。
家族全員が納得し、快適に過ごせる空間作りを心がけましょう。
NG断捨離5選:⑤重要書類
大切な書類を捨てることはない!と思っていても、断捨離の勢いに乗っている最中に、うっかり重要書類を捨ててしまうことがあります。
重要書類は、身分証明書、契約書類、保険証、不動産関連の書類、税金の記録など、日常生活や緊急時に必要になる可能性があるものがほとんどです。
ですが、それ以外にこんなものがあります。
「去年の書類だと思ったら、今年の書類だった」
「不要なお便りを破棄したら、大事なお知らせがあった」
特に確定申告をご自身でされている方は、年末の大掃除で医療控除や生命保険控除の書類を断捨離時に破棄した経験があると思います。
これらを失ってしまうと、再発行の手続きに時間と費用がかかるだけでなく、場合によっては大きなトラブルにつながる恐れもあります。
重要書類を安全に扱うポイント3つ
断捨離を行う際には、次のようなポイントに留意してください:
- 書類を事前に整理:
断捨離を始める前に、重要書類を一箇所にまとめ、必要なものとそうでないものを区別しましょう。 - 明確な基準を設定:
保管する書類と処分する書類の基準を明確にし、間違って重要なものを捨てないように注意します。 - 保管方法を考慮:
重要書類は適切に保管することが大切です。
防水・防火のファイルやセーフティボックスを使用するのがおすすめです。
断捨離は、適切に行えば多くのメリットをもたらしますが、重要書類の処理には特に注意が必要です。
後悔のないよう、慎重に取り組むことが肝心です。
安心して生活を送るためにも、大切な書類の管理には細心の注意を払いましょう。
NG断捨離5選:まとめ
断捨離は、不要な物を手放し、物へのこだわりをなくすことで、軽やかな日々と心地よい生活を目指す考え方。
しかし、断捨離を進めていく中で、避けるべきいくつかの落とし穴があります。
ここでは、断捨離をする際に特に注意すべき5つのポイントを簡潔にまとめてみました。
- 非常時のアイテムを処分しない –
災害用の水、食料、懐中電灯、衛生用品など、非常時に必要となるアイテムは保持しておくべきです。 - 使い道がはっきりしているものを手放さない –
喪服など冠婚葬祭に必要なアイテムは、突然必要になることがあるため、手元に準備しておくべきです。 - 日常的に使っているものを保持する –
毎日、使用している物や頻繁に利用するアイテムは、断捨離の対象から除外しましょう。 - 家族のものに手を出さない –
家族の持ち物はその人の同意なしに処分しないこと。
大切な人との関係を守るためにも、事前に相談することが重要です。 - 重要書類は慎重に扱う –
身分証明書、契約書類、保険証など、日常生活や緊急時に必要となる可能性のある重要な書類は、誤って捨てないよう注意しましょう。
最後までご拝読いただきありがとうございます。
断捨離は、より快適な生活空間と心の余裕をもたらす素晴らしい考え方です。
しかし、思わぬトラブルや後悔を招いてしまうこともしばしばあります。
上記のポイントを念頭に置きながら、後悔のない断捨離を目指してください。
あなたの快適ライフを応援します。
参考動画:『60歳からの幸せライフ』
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